【イスタンブール時事】米中央軍によると、米国がパレスチナ自治区ガザに設置した浮桟橋からの支援物資の搬入が17日午前(日本時間同日午後)に始まった。イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘長期化で悪化の一途をたどるガザの人道状況の改善に向け、食料支援などの拡大を図る。
 中央軍は声明で、各国や支援団体から寄付された物資を海上回廊を通じてガザ住民に届けるため、「あくまで人道目的での多国間の試みだ」と説明。米兵はガザに上陸しなかったと改めて強調した。 
〔写真説明〕16日、パレスチナ自治区ガザに設置された浮桟橋(米中央軍提供・AFP時事)

(ニュース提供元:時事通信社)